トークスキルで選ぶ、おすすめゲーム実況者6選

私個人の視点から、トークスキルの高さに特化したゲーム実況者を紹介。

おすすめの"ゲーム実況”ではなく、実況者一人ひとりに焦点を当てているため、実況者の簡単な人物像なども書いている。ここではトークスキルの定義を「即興性があり、表現に富んだトークができること」とする。そのため、予め台本を用意していると思われる実況は対象外。リンク先は誰でも気軽に見れるよう、YOUTUBEに転載されたものを使用したが、、ニコ動にしかないものはそのままURLを貼ることにした。掲載した動画は、実況者を知らない人、実況動画自体初めて見るの人にもその面白さが伝わるであろうもの選んでみた。

 

 

 

 

 

 

 

ええ声の関西人【トシゾー】 
声が芸人の麒麟川島に酷似している。
2008年に「一人暮らしの寂しさのあまりガンハザードを実況プレイ Part1(初日1)」を初投稿。最初のうちは木造アパートのためご近所さんを意識しており声が小さいが、次第に本来のトシゾーが現れてくる。
シムピープルを実況した「新しい人生を実況プレイ」では、ラジオのパーソナリティのような声と喋りで人気を誇っている。
歌手でありめざましテレビにMCとして出演しているGero(ゲロ)とのコラボ動画、「【Gero】外国人が二人でゲーム実況したらこうなった【Toshizo】」は300万近く再生された。歴代ゲーム実況動画の最高記録を常に更新中。
酔っ払っいが世界を救う【はるしげ】
酔っ払った状態のはるしげ。女性のような話し方になり、饒舌で笑い上戸にもなる。
(ゾンビを前にして)・・・?知り合い?」
(グリーンハーブで)お口スッキリしたい」
(グリーンハーブを使用して)FINE」
など数々の名言を残しており、ニコニコ大百科では「はるしげ名言集」なるものがある。酒に非常に弱く9%缶チューハイで限界に到達する。
以下、「酔っ払った男がはじめてバイオハザード 実況付き その15」のコメントを転載。 
「飲酒量はどれくらいか?」というコメントがあったので、
「なるほど、それはこの動画のコンセプト的に重要かも」
と思いちょっと書いてみようと思います。
その1~3:赤ワイン2杯(14度 400mlくらい?
その4~6:缶ビール350ml 一本
その7~11:赤ワイン2杯(13.5度 400mlくらい? つまみはおしんこ)
その12~16:まずい赤ワインの炭酸割り(8度? 400mlくらい?)
下戸です。
 酔っ払ったはるしげは女性的なやわらかい印象になるが、酔っ払っていないはるしげは上記のコメントからも分かるように、非常に真面目で実直な性格である。
 酔っ払った男シリーズは全3章あり、それぞれ
「酔っ払いながら戦い続けた男の物語」(バイオハザード
2ヶ渓谷を彷徨い、酔っ払いながら呪われ続けた男の物語」(イケニエノヨル
と名付けられている。
他にも、「一週間サバイバル実況」など独自の縛りプレイでさまざまな実況に挑戦しているが、酔っ払ってないはるしげの話はここでは割愛する。 
 
 
関西弁はずるい【すぎる】 
本人は自身を「無口」だと評しているが、関西弁でのツッコミはなかなか痛快。笑いをとことん追求しており、編集にもかなりの力を入れている。
初動画投稿が2008年でゲーム内で自身が26歳であることを公言しているため、現在は34歳くらいと思われる。愛称はすぎにゃん。
下ネタを多用する割には、ゲーム内に登場する女性キャラクターには思春期の男子のような態度をとる。
現在は「新シリーズ→数日中やと思うんでもう少し待ってください!!」とコメントしているが、まず信用できない。
2013年に"視聴者投票によってすぎるがTwitterをはじめることとなった生放送"の動画が投稿され、「神回」と銘打たれていたがすべて自作自演である。Twitterは始めたが、最近は全く更新していない。しかしフォローすれば100%フォローし返すという新しい戦法で利用している(のかもしれない)。フォロワー数は18,000人を超える。その効果があるのかないのか、すぎるはファンに非常に恵まれており、動画内でアンチ的コメントが見受けらることは少ない。また、ニコニコ大百科を読むと、ファンからすぎるへの熱烈な想いが伝わってくる。
YOUTUBEへの転載がなかったため、スクショとULRを貼ります

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実は有名マンガ家【ルーツ】
2012年にアニメ化された「てーきゅう」の原作者。口癖は「そいつぁすげぇや!」「ある程度」。
喋り出したら止まらない。話はゲーム内容とほぼ無関係の上、脱線しまくる。本編とは関係ない茶番が繰り返されるがとにかく面白い。彼の前ではゲーム動画は喋りのネタでしかない。
即興という視点で見ると、これほど喋れる人は他に見たことがない。
ルーツに影響され茶番早口トークになることを「ルーツ菌に感染する」と言う。
2008年に「中二の頃作った黒歴史RPGを実況プレイするぜ」で初登場。法的にグレーなゲーム実況が多い中、RPGツクールで製作された完全オリジナル作品というのは珍しかった。
他にも「しゃべる!DSお料理ナビ 実況プレイするぜ」では、「辻クッキング監修 しゃべる!DSお料理ナビ」を使用して、ルーツ自身が料理を作りながら実況する姿が映されるという、新しい実況にチャレンジしていた。

 

 

初めて強制削除された人【ケイ(イボーン)】
2008年に「初めてポケモン(赤)をやってみた~実況付き~」で実況デビュー。
大の大人が自然体でポケモンを楽しむ姿が好評を呼んだ。
「美-HP」(モンスターボールを思わず投げたくなる程残りわずかなHPの意)
「ポーク」(ポケモンセンターの意。動詞でポクる、とも使われる)
といった新語を生みだした。ゲットしたポケモンのニックネームにも独特のセンスを感じさせる。
 しかし、この動画は1カ月も経たないうちに権利者(?)によって削除される。削除さえされなければ、ミリオン入りも果たしていたのではと言うファンもちらほら。現在はファンによるミラー(再アップ)が公開されており、全話視聴可能。
 
その後、視聴者への謝罪と感謝を伝えるためとして「イボーン近況報告(イボ近)」という、削除以降のポケモンプレイ内容を口頭で報告する動画をアップロードした。イボ近は次第にラジオ化し、お悩み相談やイラスト募集、大喜利コーナーなどが設けられた。彼の喋りの上手さをより実感できる内容となっている。だたし、ファンでなければ(ある程度イボーンを知っていなければ)楽しめない内容もある。全伍回。
 
現在でも生放送を行っており、不定期で開催されている。内容はゲーム実況に限らない。もともと投稿動画自体一切編集(カット)を行っていなかったため、生放送でも相変わらず饒舌なトークをしてのける。常に喋りっぱなしおじさん。
YOUTUBEへの転載がなかったため、スクショとULRを貼ります

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番外 数とネタでスキルを高める【はボちん】
はるしげ、イボーンにもう一人の実況者たろちんが入った3人グループ。
実況ゲームはモンスターハンター3rdのみ。1回の動画が3,4分と短い。
温泉に入ってひたすらボケる温泉回など、プレイ動画というより基本的にイボーンとたろちんの茶番。はるしげは「もういいから~」と2人の暴走を抑える役。
YOUTUBEへの転載がなかったため、スクショとULRを貼ります

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蛇足
初めはランキング付けにしようかと考えていた。しかし、それができる程の実況者への知識がまだ足りないことと、愛着具合によって順位が変動してしまう(例えば既に実況界から遠退いた人と今も生放送などを見ている人を一緒くたにはできない)ことを考慮して、おすすめの実況者を紹介するのみにした。やはり、愛着のある実況者は書きたいことが多すぎて説明文が長くなってしまう。
信憑性の高い内容になるようこころがけたかったが、情報源は主にニコニコ大百科や、実況動画・生放送・Twitterでの本人の発言を記憶している私の脳から得ているため、不確実な情報が含まれている可能性がある。
少し私の話をすると、本文で述べたトシゾーとGeroの動画で実況に興味を持つようになった。そのため誰かのきっかけになればと、(実はトシゾーをあまり知らないが)この動画を載せさせてもらった。それまではゲーム実況視聴者=廃人という悪いイメージをもっていたが、実際に見てみるとこれが本当に楽しいもので驚いた。見すぎて文字通り廃人になってた時期が私にもある。
見ている内にゲーム実況者に親近感がわき、ひとつのゲームを終えた瞬間は、ヒューマンドラマを観終わったような感慨深いものがある。それがゲーム実況の醍醐味だと私は思っている。