ガチ無知な私が電子書籍Kindleを買ってみたら~6つの後悔~

つい先日Kindleを購入。多少調べはしたが、値段の安さにひかれてノーマルなKindleを選んだ。
家に届き、実際に触ってから思った。
なんで買ったんや・・・

https://instagram.com/p/0aJN-UJnr3/

 
私のこと。
・はじめての電子書籍
タブレットはもっていない
Kindle購入にあたって、はじめてAmazonKindleストアを利用
 
 

【後悔その1】意外と重くて分厚い

箱から取り出し持ってみた。え、重いし厚い・・・。
6インチでこんなに重くて分厚いのかと驚いた。
家族の持っているiPhone6Plusが5.5インチでKindleより薄く軽く感じていたため、それと比較してしまった。
しかし、新書よりは軽くて薄い。ハードカバーを考えると、こちらの方がコンパクトなのは間違いない。
私が過度な期待をしてしまっただけだ。Kindleに罪はない。
 
 

【後悔その2】電子書籍化されていない本が案外多い

今のところKindleで一冊、泣く泣く生の本を二冊購入した。
統計でもなんでもないが、私の中では
生の本:Kindle=2:1
生の本の圧勝。
 
 
【後悔その3】暗い場所では読めない
分かってはいたものの、いざ使ってみると暗い場所では読めないのはかなり不便。せっかくの電子がなんのためやら。
やはり、寝る前の暗い部屋の中や、夜のベランダで読めたら最高だった。
私は暗い部屋で枕元の明りで読書をして、かなり目が悪くなったため、目にやさしいバックライトがついているPaperwhiiteを選ぶべきだった。Kindleで妥協した私が悪い。
ただ、部屋で読んでいて、陰になると意外と読みにくくなる。その点は生の本と同じ。
 
 
【後悔その4】もっさり感が半端ない
Amazonサイトを閲覧していてスクロールすると驚いた。もっさりなんてレベルじゃない。太古の昔に作られたスマホはこんな感じだったかもしれない。
レビューや月替わりセールを見るのであれば、PCやスマホで先に情報を得ておけば問題にはならない。何のためにKindleからAmazonを見れるようにしているのか分からなくなるが。
 
 
【後悔その5】お風呂で読めない
Kindleは防水加工がないため、湯船に浸かっての読書はできない。もともと入浴中の読書が習慣的にある私にとっては、かなりの痛手だった。
 
 
【後悔その6】辞書がWikipedia
分からない単語があると、長押しで意味が表示される。そこにWikipediaが利用されているのは驚かされた。Wikipediaは不特定多数が編集をしているため、辞書のように信用度の高いものではない。「要出典」と表示されているものもある。当然、論文などで参考文献にすることはできない。Amazonの先行きが不安だ。
 
 
【おまけの後悔】
なくしたときの辛さを考えると、持ち歩くのがこわい
  
 
以上の6つの後悔があるものの、当然生の本よりいい点はある。今のところ感じているのは、ハードカバーでも持ち歩きやすくなる、読みたいと思ったらすぐに購入できる、という2点。
最初からPaperwhiteを選んでいればもっとメリットを感じられていたと思う。買ったら買ったで何かしら他のデメリット(いちゃもん)は感じていたかもしれないが。
そのうちPaperwhiteに乗り換えるつもりだが、今のところはこのままKindleで我慢しよう。
 
余談だが、発売当時にはキャンペーン価格で四千円弱で買えたらしい。知りたくなかった事実。

本気で仕事やってるの?「ビッグイシュー」販売員への疑問

ホームレスが販売することで知られる雑誌「ビッグイシュー」。
そのビッグイシュー販売員にある疑問をもった。
 
 
私は過去に2人だけ販売員を見かけたことがある。
その販売員は、仕事中であるにもかかわらず、両者とも無気力にぼーっと突っ立っていた。
ただ看板を掲げたまま立っている。
ただ人が通り過ぎるのを待っている。
見ていて不思議に思った。この人たちは働く気がないのか?
看板を持って、誰かが来てくれるのを待つという受け身では、物乞いと何も変わらないではないか。
 
これでは仕事になるわけがない。収入が得られるわけがない。
ましてや社会復帰など、彼らには不可能だろう。仮にできたとしても、仕事に対する姿勢がそのようでは雇った側に同情すらしてしまう。
  
どういうつもりで販売員をやってるのかと疑問に思った。
そもそもビッグイッシュー販売員とは、どうやってなるものなのか。

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彼らは「販売員募集チラシ」を見て、ビッグイシュー事務所へ行き、自分から望んで販売員になる。
誰に強要されたわけでもない。すべて自分の意志で決めている。
つまり、どう働こうがすべて彼らの自由なのだ。
私がとやかく言うことではない。
 
 
しかし、忘れてはいけないことがある。
それは日本全国に、販売サポーターがいることだ。
販売サポーターとは日本各地で雑誌「ビッグイシュー日本版」の販売者をサポートしている個人・団体のことであり、つまりはボランティアだ。
サポーターは、北は札幌(ビッグイシューさっぽろ)から、南は鹿児島(ビッグイシューかごしまサポーターズ)まで広く展開している。販売員が働いていく上で、それを支えるボランティアが全国に存在する。
 
彼らはそのサポーターへの感謝を忘れてはいけないと思う。自分から望んでボランティアに支えられる道を選択した以上、サポーターへの恩に報いらなければならない。
 
それはつまり、一日でも早くホームレスから脱出し、社会復帰を実現することだ。
  
 
先日、私が販売員への疑問をTwitterで述べていると、このような返信をくれた方がいた。
 

 

 私が見かけたのは、たった2人の販売員だけだった。しかもほんの一瞬でしかない。彼らには何か事情があったのかもしれない。その日に限って具合が悪かったのかもしれない。そこまで思い至らなかった自身を恥ずかしく思う。

 

実際に多くの販売員がビッグイシューを卒業し、社会に戻っている。毎日必死になりながら販売を行っている。ホームレスであることを隠さず、人々からの偏見の目にも負けず、懸命に働いているのだ。

昨今、春が近づいてきたとはいえ、まだまだ肌寒い日々が続いている。それでも彼らは、今日も街頭に立ち続けている。いつか必ずやってくる自身の春を待ち、勇気をふりしぼるその果敢な姿を、私は心から尊敬する。

「すみません」を感謝の気持ちに変える

「すみません」か「ありがとう」か。
誰かに助けられたとき、とっさにどちらを言ってしまうか。
私は前者。でも最近その考えを改めるようになった。
 
つい先日のこと。
電車に乗り込むと、本が床に落ちていた。それを拾って持ち主らしき男性に渡すと、彼は満面の笑みで受け取ってくれた。
ごく当たり前のことをしただけだったが、彼の笑顔を見るととても清々しい気持ちになった。
  
そこで思い出したのが、数年前に街頭でチラシ配りをしていた女性のことだった。
人にぶつかった拍子に、彼女は抱えていたチラシを地面にぶちまけていた。それを無視して歩く人々に腹を立てながら、拾うのを手伝った。彼女は申し訳なさそうに「すみません、すみません」とばかり言っていた。あやまることではないのにと思いながら、拾ったチラシを彼女に渡しその場を去った。
赤信号で立ち止まっていると、先ほどの女性がいつの間にか隣にきていて、チラシに付いている携帯ティッシュをくれた。わざわざそのために追いかけて来てくれたのかと驚きながら、彼女に感謝の意を伝えた。
彼女は笑顔で仕事に戻っていった。とても素敵な笑顔だった。その笑顔を見れただけで、大したことはしていないのに、心が暖かくなり、手伝ってよかったと思えた。
 
 
誰かに何かしてもらったとき、「お手を煩わせて悪いことをしてしまった」とつい私は考えてしまう。そういう時はいつも、申し訳ないという顔をしながら「すみません、すみません」と言うのが口癖になっている。しかし、相手にとっては「すみません」と言われるより、素直に「ありがとう」と言われた方がはるかに気持ちがいいものだ。
必要以上にへりくだる必要はない。誰かが自分を手助けしてくれたとき、”申し訳ない”と思うのを”感謝”に変えよう。本を落とした男性、チラシを落とした女性のように、その気持ちを言葉や行動で伝えられるように。

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寄生する約アラサー(私)の話

「お宅の教育方針は間違っている」
「子どもを甘やかしすぎている」
 
私は反論できなかった。
 

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 先日、出先で母と電話した際の話。

母の発言に少し強い口調で返してしまい、反省して「強く言いすぎました。傷つけてたらごめんね」とメールを送った。すると母から「あなたは本当に優しい子だね、なかなかいないよあなたみたいな娘」と小っ恥ずかしい返事がきた。
意味が分からんと、帰宅して話を聞くと、どうやらご近所さんが私の悪口を言っていらしい。そんな中での私からの謝罪メールであんな返信をしたのだとか。
普段はかなり穏和な母だが、我が子を否定されたことでプツンときたらしい。彼女には珍しく反論したが、相手は聞く耳を持たず、といった様子だったようだ。
 
ご近所さんからは、ついでにこんな事を言われたと聞いた。
 
「お宅の教育方針は間違っている」
「子どもを甘やかしすぎている」
 
その話を聞いた私は、その方の考えに一切反論できなかった。むしろ、そう思うのが当然だと感じた。
 
 
私はこれまでずっと、両親にとことん甘えてきた。
高校(中退)、短大、大学(中退)、大学校(中退)、専門学校(中退)と、これまでの学費、生活費はすべて親に頼ってきた。
 
人に自身の経歴を話すと、まず「学校行き過ぎ!」と言われる(私なりの事情はあるがそれは省く)。
その程度で人生を否定されたと毎回傷ついていた私だが、俯瞰してみるとこれまた豪勢な話だ。
「勉学のみに集中したい」という考えで、バイトもせずに、全て親に頼り切ってきた。
 
 
大学の時、ある人と出会った。その人は一人暮らしをしていて、生活費から学費まで奨学金を得ながらバイトをし、全額自分で負担していた。親に寄生しながら私は、「こんなに苦労する人生を送れたら、さぞ成長できるだろうな」と、あまりにも失礼な考え方をしていた。
 
大学校に行き出したとき、初めて親の扶養のもとで暮らしている自分に恥ずかしさを覚えた。そこで出会った歳の近い人たちは皆、自分の力で進学していたからだ。
しかし、「自分でお金を稼いで進学する」という選択肢ははじめから私の頭にはなかった。恥ずかしながら、親に頼るのが当たり前の思考になっていた。
 
大学校中退から数年、専門学校まで中退した私は、本年1月、ようやく(パートだが)仕事を始め、社会にでた。
仕事は毎日が刺激的で、楽しみながら働かせてもらっている。社会復帰できるようにと、勤務時間は3時間から始め、今は5時間働けるようになった。今月末には6時間にしてもらう予定だ。
そのような環境で働かせてくれる企業側にもだが、同じくらいこれまで私を支えてくれた両親にも感謝でしかない。
 
 
昨日、2度目の給料日を迎えた。1カ月まるまる働けたのは初めてだ。両親には感謝のしるしに、ワインとウイスキーをプレゼントした。二人の笑顔が私には何よりの原動力だ。
 
上で述べたご近所さんの発言に、今の私ではまだ言い返せない。働くようになったと言えども、今でも私は金銭面の大部分を両親に頼っている。一日も早く自立し、家にお金を入れられるようになり、ご近所さんをぎゃふんと言わせたい。
そしていつの日か、両親をトワイライトエキスプレスに招待し、日本海に浮かぶ夕日を見せる、それが私の夢だ。
 

ヘビーチェーンスモーカーが本気で禁煙をはじめる 経過報告その1

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3月5日から始めた離煙生活(1日2箱!ヘビーチェーンスモーカーが本気で禁煙をはじめる)だが、本日(3月13日)までの経過を報告する。
 
まずはこの1週間使っていて感じたことを時系列(使用したナンバー)で書いていく。
 
No.3
吸っていて今のところ物足りなさは感じない。ニコチン量は9%減っているはず。現段階では、一日あたりの本数は1箱弱。
屋外での喫煙では、いいのか悪いのか人の目は気にならなくなった。むしろ、ニコチンを減らしつつある自分を一般の喫煙者と比較して、よく分からない優越感に浸ったりしている。
 
No.4
とにかく煙草が不味く感じるようになった。そのため、あまり吸いたいと思わなくなり、チェーンスモーキングが減った。正直、ニコチンを身体が欲していると感じた時にだけ吸うので十分だと感じるようになってきた。
起床してからの寝タバコは相変わらずだが、朝の一本目だけは美味しいとまではいかなくても、不味くはない。
説明書にあったのだが、寝ている間に体内のニコチン濃度が下がるらしく、そのためより%を増やした(=ニコチン量の減る)パイプを使っても、物足りなさを感じないようだ。
 
No.6
今日から突然、フィルターにある小さな穴(ここを煙が通る)に、タールが詰まってまともに吸えなくなった。10本ほど吸ってから気付いた。
ティッシュでタールを拭きとったら、また元に戻った。
 
No.7(今日)
今さら気づいたが、フィルターという程のものがない。真ん中にある白いプラスチックの筒はNo.1から変化してないように見えるし、唯一の違いが穴に詰まりやすくなってきたことを考えると、この小さな穴の大きさで、ニコチン○○%減!とか言っているのだろうか。
そこで、今まで放置していた説明書全体に軽く目を通した。

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やはり、穴の大きさでニコチン量を調節しているようだ。確認したら、新聞広告にも同じことが書いてあった。まじかよ。
 
さらに説明書をみていたら、こんなことが書いてあった。

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は?2度使いって何?そんなのもう捨てちまったよ!
と焦ったがきちんと読むと、6mgのVogueを吸っている私は、二度使いはNo.23からでいいらしい。よかった、助かった。説明書を読んでいなかった私が完全に悪い。
ただ、2度目からは1mgの煙草に変えなくてはいけないらしく、自分の口に合う煙草をどうやって探そうか困っている。
 
 
経過報告その1、おわり。